新藤様
日本は大変な猛暑の様でくれぐれもお体にお気を付けください。
こちらは、タヒチは日本に猛暑をもたらしているラニーニョの影響か普通は二ヶ月近く雨が
降らず、天水のタンクを気にする乾季なのですが、頻繁に雨が降り、涼しさと相まってとて
も凌ぎ安い日が続いています。

今月は、細胞「はさみ」を出展させて頂きます。　こちらに来て１２年やっていた黒真珠の
挿核施術用の物で、貝の体内に移植して真珠を作らせる外套膜を切る為のはさみです。
特徴は刃がカーブしているのでスムーズに曲線がきれます。
背景に見えるのが、黒蝶貝の内側で、綺麗な虹の部分を作ってくれる外套膜の部分をまず
切って、それを更に細かい切片にして移植します。
刃先のカーブとその目的をイメージして欲しくてこの感じにしてみました。
物珍しさと貝の綺麗さで許してください。


バンクライト２つとキューブ型のライティングボックスを使いました。
Ｄ２ｘ　シグマ105ｍｍマクロ　ＰＳで調整、トリミングしてます。

ランギロアの西村雅春





西村さま　こんにちは。
暑さ寒さも彼岸までと申しますが、今年の日本は9月中旬まで暑さが残りそうです。
因みに本日の東京の気温は33度あたり。
タヒチの涼しさが羨ましいですね〜。
さて頂いた作品。
貝の体内での真珠。核を埋め込むとは聞いておりましたが
こんなハサミを使用するのですね〜
カーブのついた刃。作ることが難しそう。
（研ぐことも難しそうですね）
一度にどの位の貝を相手にするのでしょう？

ハサミ一つとっても実に多様な種類があるものですね。
有り難うございました。